ナカザワさんの生クリーム【パティシエ工場見学】
広報担当の杉崎です。
当社の運営店舗では、お食事とおんなじくらいスイーツに力を入れていまして。
カラオケでもレストランでもカフェでもホテルでも!
先日いきなり、パティシエの足立シェフからメールを頂戴しまして。
「若手パティシエの勉強でさ、ナカザワさんの工場見学するから取材来てよ。
かくかくしかじか。じゃあ湘南台駅に集合!」
はて?ナカザワさん?
当日。とりあえず朝10時に小田急線の湘南台駅へ。
昔から海に憧れの強い杉崎は「湘南」と聞くだけでテンションがあがります。
潮の香りが・・・(気のせい) |
早速、現地に到着したところ・・・
あっ!このロゴマーク見たことある!
生クリームのだーー!
一度は目にしたことあるでしょ? |
そうなんです。
今回はパティシェなどプロ愛用の業務用乳製品のトップブランド
中沢乳業さんの湘南工場見学にお邪魔してきました!
工場建物のロータリーには原料(牛乳!)を運び込む大きなタンクローリーや、
あのスーパーの裏とかによく積んであるプラカゴ(?)がいっぱい。
牛乳を運ぶ はたらくくるま |
生クリームの製品パックを入れるアレ |
早速、中沢フーズさんの工場概要をお伺いし、
本日一緒に見学をする当社パティシエの面々(の後ろ姿) |
「生クリームができるまで」のVTRを観て、 |
工場見学に備えて理解を深める。 |
牛乳とか生クリームとか。
これだけ慣れ親しんでるものだけど、あらためて「乳製品とは?」って聞かれると・・・。
毎日といっていいくらい日々の業務で乳製品を取り扱うパティシエさんたちには
必要な座学タイムですね。
そうそう!
上の画像の女性パティシエのお二人は、
今年4月に放送されたバラエティ番組「お願い!ランキング★生放送!ガチンコ超選挙!」で行われたハニトー超選挙でハニトーの新商品開発対決をしたことがあるんだよ!
パティシエさんが美味しいスイーツを生み出すワザを
身につけるのはもちろんなんだけど、
これから数々のスイーツメニュー開発を手掛けていくにあたっては、
用いる食材たち、もっといえばその原材料や製造工程までも熟知することで、
考案する新たなスイーツのおいしさを最大限に引き出せすワザにも繋がるよね。
日頃自分たちが取り扱う食材に愛着持つのは、
商売道具を磨くのと同じくらい大事なことだと思うの。
ちなみに・・・
【生クリーム豆知識】
牛乳2.6ℓから、たった200㎖(家庭用のアノ小さな1パックね)しか作れないんだって。貴重!
さあさあ!早速工場見学へ!
ということで、工場内部潜入にあたりましてはお約束の、
正 装 |
残念ながら、工場内部へのカメラ持ち込みはNGということで。
みんな!今から見るものすべてをその目に焼き付けるんだ!
以前のパティシエさん記事では
業務用はなんでもかんでも大きい!でイチイチ感動してましたが、
そんなのは比じゃないくらいのスケール感でした。
いちばん印象に残っているのは・・・
大きなマシーンやベルトコンベアはもちろんでしたが、
何というか・・・この同じ工場建物のなかで、
製造過程によってこれほどまでに大きな室温差があるっていう。
工場へ運ばれてきた原材料(牛乳)がまず運び込まれるのは、
常時5℃くらいに保たれた天井が高くて大きな大きな部屋。
ここがまるごと冷蔵庫(寒寒寒)。3分居るのもツライ感じ。
なので、作業員の方々のいでたちは12月モード。
※冷蔵室出入り後の気温差で足立シェフのメガネが曇っちゃって真っ白だったのがツボりました |
さて、工場内を移動して今度は殺菌室へ。
仕込んだクリームを加熱殺菌処理する工程なんだけど、
室内は熱気と蒸気でモックモク!
まるでサウナみたいな感じ。
この殺菌室は35℃くらいなんだって。
私たちは廊下から小窓を通して室内の様子を見させてもらったんだけど、
もうね、常夏モード。
冷蔵庫と殺菌室。
その気温差は約30℃!!!
説明してくださった中沢乳業さんの「生クリームは温度が命!」というのが、
体感でよくよく理解できました。
この大変な環境のなかで美味しい生クリームをつくるために
日夜働いている方々ってすごい。
(感想が小学生ですみません)
工場見学から戻ったあとは、利き牛乳の時間。
見た目おんなじだけど・・・ |
違い、わかったかな? |
風呂上がりの牛乳、の顔 |
同じ牛乳なのに、殺菌処理温度の違いで
風味がものすごく変わるんだ!
いわゆる高温殺菌と低温殺菌てやつですね。
いきなりカメラ向けても豊田所長代行のこの余裕。ありがとうございました。 |
生クリームも三者三様 |
牛乳や生クリーム買う時って特に成分とか製法とか気にしてみたことなかったんだけど、
製造工程の違いでこんなに風味が変わるんなら、
今度からいろいろ試してみようっと!
私は生クリームの素性を知って生クリームがいとおしくなりました(笑)
今回、足立シェフが業務の合間に、
若手パティシエさんたちのために作ってくれた学びの機会でしたが、
今度は、これから入社してくる新米パティシエさんたちのために、
みんなで勉強する機会を作ってあげていってほしいと思いました。
学びのパッションを伝染させていくイメージ?
足立シェフや若手パティシエの作るスイーツを食べてみたい方はコチラ!
▶グリル&スイーツカフェ スコール東新宿店
▶スコールカフェ新宿歌舞伎町店
▶バトゥールTOKYO
▶ハニトーカフェ 秋葉原店